入れ歯治療
しっかりと咬める痛くない快適な入れ歯をご提供します。チタンを用いた薄い金属床義歯や磁石を用いた安定性のあるアタッチメント義歯、金属のカギのない審美的で快適なスマイルデンチャーもあります。
むし歯や歯周病、不慮な怪我などによって歯を失った部分は、そのまま放置しておくと「両側の歯が寄って噛み合わせが悪くなる」「噛めないので顎骨の厚みが吸収され薄くなる」などのデメリットが表れてきます。
そこで「機能性を補う」ために、人工的な補綴物（ほてつぶつ）で補う必要があります。
「噛む」「味わう」ということを第一に考えると、インプラントが最も適している治療法なのですが、治療費が高めになるため「入れ歯」や「ブリッジ」の治療が一般的となっています。
保険の総入れ歯/保険の部分入れ歯/自費の総義歯(床の部分が金属)/スマイルデンチャー
入れ歯の種類
入れ歯は、自分の歯が一本もない方（無歯顎）を対象とした「総入れ歯」と、歯の一部が欠損したためにそれを補う「部分入れ歯」の２種類に分かれます。当院の入れ歯は、歯科用プラスチック（レジン）を素材とした健康保険適応のものを基本としています。
なお、保険の入れ歯は必要最小限の機能回復を目的として製作されるため、お口にフィットしにくいケースもあります。
「装着感」「熱伝導」「審美性」などを重要視する方には、土台（床）を熱伝導の良い金属な入れ歯や、歯の変わりの部分を審美性が良いセラミックなどの素材を使った入れ歯、素材をナイロン樹脂などを使った「スマイルデンチャー」などを提供しています。
スマイルデンチャー
スマイルデンチャーは、入れ歯や部分入れ歯の材料を弾力性に富む「ナイロン樹脂」や「シリコン」を使い作られた審美的な入れ歯で、一般的に歯を固定する金具がありません。金属製バネを使用しないため、目立つことがなくピッタリと歯ぐきにフィットします。
捻(ひね)っても捩(ねじ)っても割れない弾力性があるため、入れ歯を薄く作っても割れずに安心です。
「日本歯科審美学会総会・学術大会」で発表されたスマイルデンチャー満足度調査結果では、調査した約8割の患者様が「総合的に満足」し、「友人に薦めても良い」と考えていることも分りました。
スマイルデンチャーの特徴
•食べ物が入れ歯に挟まることが少なくなります。
•薄く、軽く、弾力がある素材。とてもよくフィットします。
•金属の鉤（かぎ）がなく、笑顔になっても口元は美しいまま。
•金属アレルギーの方にも最適です。
•入れ歯に透明感があり、歯茎と見分けがつきにくい